ヴェネチア・フィレンツェの旅
ブリュッセル空港からアルプスを越えてイタリア・ヴェネツィア空港へ。
空港からはAliaguna水上バスでヴェネツィア島へ。冬とはいえ、日差しが強く感じられます。
ホテルもビザンチン様式のようです(ヴェネツィアは東ローマ帝国に組み込まれていた)。
ドゥカーレ宮殿は内部も見学。大評議の間もとてつもなく大きいものでしたが、いくつも同様の部屋があり…。
溜息の橋の内部や牢獄の見学もしました。
サンマルコ広場はとにかくすごい人手(中国系)。
アカデミア美術館、スクオーラ・グランデ・サンロッコ教会、サンティッシマ・ジョバンニ・パオロ教会と盛りだくさんで見学していたら、真っ暗になってしまい、細く暗くわかりにくい道を中心部から離れたホテルへ帰るのが一苦労。
旅人を魅了し続ける水の都、アドリア海の女王、どこを切り取っても絵になる観光地。
一方で、退廃的なカーニヴァルや華やかで暗いヴェネツィア派絵画に象徴される陰気さ、暗さ。冷たさ。
一瞬しか来ない旅人のために、便利に直して使うこともできない、不自由な古い街。
華やかさと同時に翳りのある街の姿をみたように思います。